「これが首都…って、ちょっと小さすぎなんですけどー? 私が運動する場所もなくないですか?」 超巨大アイドル、七草にちかが都市の上にしゃがみ込む。 その凄まじい巨体は既に両足で広範囲を踏み潰しており、数十万もの 犠牲者が出ていた。自分の汚れた靴下のシミになった人々の事など全く 気にしていない様子の彼女は、自分の尻の影になっている都市の中心部を 見下ろす。 「えーっと、私のお尻の下にあるのが高層ビル群?なんか ゴミかと思っちゃいましたwへー、こんなのにいっぱい 小人が詰まってるんですねー」 数百m規模の高層建築物も、にちかから見れば地面に生える苔のようなもの だった。そこには沢山の人達が超巨大アイドルを見上げながら逃げ惑っていた が、当然にちかには目視すら出来ない。そんな彼らを嘲笑うかのように、彼女は 喋り続ける。 「位置よーし、角度よーし、高さよーし…」 相変わらずニヤニヤしながら自分の尻を出来るだけ地面に近付けるにちか。 しゃがんでもなお雲の高さにある紺色のブルマは、彼女の巨尻をぎっちりと 包み込んでいた。 「にちか砲、発射~♡」 ブッ…!!ブボオオオオオオオォォォォ!!!!!!!! 楽しそうな彼女の声を掻き消す程の爆音が大陸に響き渡る。 超巨大ブルマ尻の中央から放たれた凄まじい威力の屁は、 一瞬にして高層ビル群がある地帯を消し飛ばしてしまった。 巨大アイドルの大腸内で熟成された濃縮ガスは首都中心部を 丸ごと揉み潰し、どれだけ強靭に作ってある建造物だろうが 塵のように巻き上げてしまう。その音圧だけで200万人以上が 血飛沫となり、広がる薄黄色の嵐に飲まれた地域ではその 10倍以上の人々がもがき苦しみながら匂いで死滅していった。 にちかのしゃがみ放屁はまさに大災害であり、そのたった1発の 屁で何の罪もない人々の命が無駄に殺されてしまうのだった。 「フー…♡スッキリしたwあれ?もしかして威力、 高すぎました~?実は今の”攻撃”じゃなくて、 アイドルのオナラなんですけどw」 都市の中央に穿たれた巨大なクレーター。先程までそこに高度な文明が あったなど信じられない程に破壊し尽くされた場所に、にちかはへらへら 笑いながら語りかける。 超巨大アイドルが街に向かってしゃがみガスなどしたらどんな事が起こる のか知っていながら、彼女は思いっきりぶっ放したのだった。 「は~♡オナラで何百万人も殺すの最高~♡あ、これって 私大量殺人になっちゃうんですかねw捕まえられたらの 話ですけどw」 わざと声に出して国中の人々に放屁大虐殺の事実を伝えるにちか。 「というか私が本気出したら大陸だってオナラで消せる んですからね?むしろこれくらいの被害で感謝して ほしいんですけど!」 この世界で自分に逆らえる者は居ない、気分次第で惑星など簡単に滅ぼせて しまう存在だという事を小人達に分からせる。そんなクソガキムーブをする 超巨大アイドルは、今日も自分のやりたい放題に世界を蹂躙するのだった。